今回の改造ポイント:
外部DACクロック同期
外部DACが出力するマスタークロック(22.5792MHz=512x44.1kHz)に、SCD-XE800を同期させる。SCD-XE800は27MHzが基準クロックとなっているが、単純に22.5792MHzから27MHzを生成するだけでは、入力する22.5792MHzと再生成する22.5792MHzの位相が不確定(電源投入毎に異なる)となってしまい都合が悪い。今回は、入力する22.5792MHzと再生成する22.5792MHzの位相差を使うPLLを構成する。つまり、既存のPLLを分周器として新設するPLLに組み込む構成。一応、単純なシミュレーションでは安定動作が確認できているが、本当に動作するのかちょっと不安。
DSDデジタル出力
アマチュアが使えるような標準化された方式はないので、独自形式で出力することになる。今回は何も考えずに、生信号をそのまま出力する。コネクタ/ケーブルにはHDMI(4ツイストペア+6結線)を使い、これにより1本のケーブルですべての入出力をまかなう。
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