2011/08/06

GENTOS GTR-931H

これまで使っていたHW-833XEを紛失してしまったので,新しいヘッドライトを物色する。HW-833XEは明るくランタイムも長く,性能的な不満は少なかったが,嵩張るのと重さが気になっていたので,今回は小型軽量モデルをターゲットとする。ZebraLight H51が色温度や照射角を選べて良さそうだったが,高価な割に凡庸なスペックなので,今回は間に合わせではあるがGENTOS GTR-931Hを調達。

世間では発色が黄色いと言われているが,暖色好きなのでまだまだ青く感じる。むしろ,中心部分と周辺部分の色むらが気になるが,これはコリメータレンズの色収差が原因のような気がするので仕方がなさそう。照射角はかなり狭い。足元付近だと直径30cm程度が明るい部分になるが,その周囲にもある程度の光は漏れている。一般的には夜間登山では拡散タイプが良いと言われているが,個人的にはルート次第ではその限りではないと感じているので,今回はこれで行ってみる。

構造的にはレンズベゼルから簡単に分解することが可能で,簡単にLED基板とドライブ基板を外すことができるので改造には最適。LEDは日亜のNFSW036Dらしく,今時のLEDと比べると半分くらいの効率しかない。時間を見つけて手を入れることになりそう。

Highモードのランタイムを測ってみると満充電のeneloopで7時間(カタログ値8時間)くらい。昇圧回路内蔵なので一定の明るさからいきなり消えるのかと思っていたが,実際には5,6時間くらいからだら下がりで,7時間で風前の灯火状態。7時間経過直後のバッテリー電圧は0.87V,しばらく休ませて0.97V。

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