2011/08/27

GENTOS GTR-931H 改造

何回かの山登りで夜間使用してみたが,指向性や明るさに大きな不満はなかった。とにかくよく飛ぶので,車のハイビームのような感覚が非常に快適。強いて言えば,あまり先を見ないでだらだらと歩くときに,見たい方向に頭を向ける必要があるのが面倒と言えば面倒な気もする程度。

実用品としての不満はなかったが,レンズの明るさの繋がりの悪さが気になるのと,効率の悪いLEDを使い続けるのもいい気はしないのとで,とりあえず中の様子を調べる。回路構成は非常にシンプルで,DC/DCコンバータ(BL8530かKX8530辺りのセイコーインスツルのセカンドソース?)の二丁掛けで4Vを作り,LEDをトランジスタでPWMドライブするというもの。LEDのドライブ電流は,DC/DCコンバータのロードレギュレーションが異常に悪いのに任せている。乱暴な設計だが,抵抗やトランジスタでロスしないので,効率という面ではいいのかも。

そのまま使うのもつまらないので,とりあえず転がっていたXP-Gに換装してみる。ランタイムはHighモードで4時間,Lowモードで11時間と短くなったので,ドライブ電流は1.5倍程度に増えたようだ。LED自体の効率向上と併せて,そこそこ明るくなっているはずだが,レンズもオリジナルよりも広角でディフューズされているものに交換してしまったので,中央の光量は低下した。今週末にフィールドテストしてみるつもり。


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